ミラノサローネにおけるSUIGENコレクションの展示
SaloneSatellite 2026では、SUIGENのコレクションを 「源景 ― 巡る水の景色」 というタイトルで発表した。
水は、雲となり、雨となり、瀧となり、川となり、海へと巡りながら、風景を形づくっている。SUIGENはその循環する水のふるまいを手がかりに、家具、洗面器、照明、ジュエリー、トレイといった日常のプロダクトを、ひとつの連続した風景として捉え直すブランドである。

展示では、大型3Dプリンタによって製作したチェア CASCADE、水が渦を描きながら流れ込む洗面器 VORTEX、落ちる直前の水滴を思わせる照明 DROP、再生樹脂によって成形したトレイ GLACIER と SHOAL、そしてリサイクル材の粒をそのまま宝石のように扱うジュエリー TEARS を発表した。



それぞれの作品は、サステナブルな素材、デジタルファブリケーション、手作業による素材実験を横断しながら、流れ、光、質感、循環が織りなす景色を形にしている。

会場では、透明感やガラスのような質感、再生素材であることへの驚きに加え、大型3Dプリントによる造形や非平面形状への技術的関心も寄せられた。また、ホテル、商業施設、プロダクト開発に関わる企業との対話を通じて、空間導入や共同開発の可能性も広がった。



本展示は、SUIGENを国際的なデザイン文脈の中で提示し、素材循環と水のふるまいを軸としたブランドの今後の展開を示す機会となった。



Rendering :
-
Photo :
Shiotsuki Takuya
Partner :
株式会社Extrabold
株式会社 相合家具製作所
DizzyDesign
Award :
-
2026

