インスタンスを活用した配列複製
家具や人形のような、1つのオブジェクトではなく、いくつかのオブジェクトによって構成されるモデルを作る機会が多いと思います。
そのようなモデルに対して、Arrayモディファイアを与えたいというケースが多々あります。
この場合、私はいつもCollectionインスタンスとParentのインスタンス機能を使って、Arrayモディファイアを与えています。
今回はこのようなオブジェクトの組み合わせを想定してみます。
構成するオブジェクトを「Objects」という名前のCollectionに格納します。
別のCollectionにPlaneを追加します。
このPlaneに対して、Arrayモディファイアを追加します。今回はX,YそれぞれのArrayモディファイアを追加しました。
このような感じです。
ObjectsのCollection Instanceを追加します。
Collection Instanceが追加されました。
このCollection InstanceをCtrl+PでPlaneの子に設定します。
Objectプロパティの「Instancing」から「Face」をクリックします。
Planeのそれぞれの面にインスタンスコピーされました。
カーソルを活用してCollection InstanceをPlaneの基点に合わせておきます。
ピッタリ合いました。
この手順により、PlaneのArrayモディファイアで個数やピッチをコントロールできるようになりました。
次回は配列複製したこれらのインスタンスの向きにバラツキを持たせたいと思います。