選択不可オブジェクト→選択可能オブジェクト
現状(2.93)では選択不可オブジェクトを一斉に選択可能にすることはできません。
下記のような場合、アウトライナーから1つ1つ選択可能に変更する必要があります。
オブジェクトが少ない場合は、この方法でも問題ないと思います。しかし、管理するオブジェクトが増えていった場合や複数階層のCollectionで管理される場合など、アウトライナーからクリックしていく作業は現実的ではありません。
私が以前この問題に直面したとき、海外のフォーラムでは、「Pythonによるプロパティの上書き」という解決方法が提案されていました。手順は非常に簡単です。
Pythonによるプロパティの上書き
Scriptingのレイアウトに変更します。
Newをクリックします。
下記を貼り付けます。
import bpy
for obj in bpy.data.objects:
if obj.hide_select == True:
obj.hide_select = False
貼り付けたら実行ボタンを押します。
実行されると、全てのオブジェクトが選択可能になりました。
今回使用したスクリプトは非常にシンプルなものです。改変してみると似たような操作がPythonで実行可能になります。まだPythonに触れたことがあまりない方も、これを機に挑戦してみてもいいかもしれません。
下記に該当海外フォーラムのリンクを貼っておきます。